大手IT企業の夏のボーナスは?-コロナの影響は冬賞与までも備えよう-
新型コロナウイルスの影響で夏のボーナスが〇%減額となった会社が□割!
などというニュース記事を今年はよく目にします。
そこで今回は、私が勤める企業の今期夏のボーナスは例年に比べてどのくらいであったかを紹介したいと思います。
もくじ
今期夏のボーナスは例年と比べてどうだった?
正直に言って、例年と全く変わりはなかったです。
昇進した場合には、もちろんその分賞与に影響はあり(当然増えます)、各事業部の業績に応じた基準額も例年通りとなりました。
よって、結論から言いますと、今期の夏の賞与においては新型コロナの影響を受けておりません。
IT系企業のだから影響がなかったのか?


実際に、多くの中小企業や自動車産業やサービス業など新型コロナの影響を業績として受けやすい職種の方々はボーナスが少なくなった。というはなしをよく耳にします。
身近な友達においても実際にそうした状況のようですね。
しかし、同業者の人々の話ではやはりそうしたことは聞かないです。
むしろIT系企業はこのコロナの影響で業績が大きくなっている会社がほとんどだと思います。
正直、その影響で

院卒リケジョ
と、若干の期待をしていたものの、そんなこともありませんでした。笑
実際、大手IT企業のボーナスっていくらくらいなの?
私の所属している会社は数十万人規模のいわゆる「大手企業」の部類にはいります。
その大手企業に勤めてかれこれ4年たちます。
さて、これらの経歴をふまえてどれくらいのボーナスがもらえると思いますか?
ちなみに、賞与は年2回のみとなります。会社によっては夏・冬のボーナスに加えて、年度末決算の業績に応じて、社員に還元する(年度末ボーナスをだす)会社もありますよね。
大手企業の大半は、この年度末ボーナスはないものと思っていた方が良いです。
さて、話が脱線しましたが、入社4年目のIT系企業の夏ボーナスの金額についてです。
もちろん企業にもよると思いますが、私の場合は基本給与の2.5倍くらいの金額をいただいています。
入社4年目、というよりは基本給自体が毎年上がっていくので、賞与についても入社時からずっと基本給の2.5倍程度いただいていました。
以前、入社1年目の月の収支についてお話していますので、気になる方はそちらから金額をご想像ください。
IT系企業は今回の新型コロナの影響を受けにくかった
以上のことから、結論、IT系企業に関しては今回の新型コロナウイルスによる様々な影響を受けにくかったです。
そのため、給与やボーナスにも影響はありませんでした。
理由としては、IT系事業は直接人とかかわるお仕事というよりかは、システムを構築・導入することがメインのため、業績に直接影響を受けなかったことが一つ挙げられます。
というよりもむしろ、システム導入やタブレット普及により人々の濃厚接触を立てるという理由からITシステムの導入が急務になる実態があったため、IT系企業の業績はうなぎ上りとなったのでしょう。
また、IT系企業はもともとテレワーク環境が整っている会社が多く、ネットワーク・セキュリティ環境の準備や端末配布などに時間を要する必要がなかったため、円滑にこの新型コロナの外出自粛の影響に順応できたのだと思います。
会社からしたら従業員が仕事をすすめられない期間をなくしている状態ですので、仕事の機会損失がゼロに近い状態だったように思います。
よって、何事もなく通常の業務が円滑に進められたということです。
冬のボーナスはどうなるの?
さて、この状況が冬のボーナスにも続くものなのでしょうか?
正直、新型コロナの影響を直に食らってしまった業種の方は死活問題にもなりかねないため、転職や副業を検討せざるを得ない状況もありえますよね。
とくに、この状況が冬まで続くとなると、ボーナス払いでローンを組んでいる人にとってはたまったのもではありません。
おそらく、今期既に業績にあおりを受けて、ボーナス減額という影響があった方たちは、冬のボーナスも覚悟しておいた方が良いと思います。
多くの会社は前半期の業績の結果がボーナスに反映されるようになっているため、今回は2019年10月~2020年3月の業績の結果が夏のボーナスとしてあったと思います。
つまり、冬のボーナスは2020年4月~2020年9月の業績をもとに検討されるものになってくるのです。
そう考えると、非常事態宣言真っただ中で、経済悪化のあおりを受けた会社はこの時期が一番苦しい時期だったといえます。
夏ボーナス減額企業は冬ボーナスも同じ想定で動いておこう!
上記に述べたような理由から夏ボーナス減額企業であったかたは冬ボーナスも同じ状況である想定で動いて置いた方が良いと思います。
ローンの組み方を銀行に相談して、組みなおしたり、無利子のローン制度も国が用意しています。
そうしたことをうまく活用して、今後に備えておくことが大切になってくると思います。