これ一冊で十分!応用情報技術者合格教本について
応用情報技術者試験の合格者が必ずと言ってよいほど使用しているこちらの「応用情報技術者合格教本」について紹介となぜ多くの人が使用しているのかというその理由について解説したいと思います。
そのうえで、ご自身が勉強する際の活用方法を検討してみてください。
「応用情報技術者合格教本」だけで良い理由
その①出題範囲の網羅性
応用情報技術者合格教本の目次の一部を見てわかる通り、応用情報技術者試験の出題範囲をもれなく網羅したつくりとなっています。
第1章 基礎理論
1.1 集合と論理
- 1.1.1 集合論理
- 1.1.2 命題と論理
- 1.1.3 論理演算
- 1.1.4 論理式の簡略化
1.2 情報理論と符号化
- 1.2.1 情報量
- 1.2.2 情報源符号化
- 1.2.3 ディジタル符号化
1.3 オートマトン
- 1.3.1 有限オートマトン
- 1.3.2 有限オートマトンと正規表現
- COLUMN その他のオートマトン
1.4 形式言語
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l (1.4章~11.4章まで目次略)
l
11.5 企業会計
- 11.5.1 財務諸表分析
- COLUMN 貸借対照表
- COLUMN キャッシュフロー計算書
- 11.5.2 損益分析
- 11.5.3 棚卸資産評価
- COLUMN 利益の計算
- 11.5.4 減価償却
11.6 標準化と関連法規
- 11.6.1 共通フレーム2013
- 11.6.2 情報システム・モデル取引・契約書
- COLUMN 情報システム調達における契約までの流れ
- 11.6.3 システム開発に関連する規格,ガイドライン
- COLUMN アクセシビリティとユーザビリティ
- 11.6.4 関連法規
他のテキストに関しても目次をみてみると一見全体を網羅しているようにも思えますが、実際ここまでのものはありません。
体系的には上記と同等のものが書かれていても、重要な部分だけかいつまんだような内容になっているものが多くあるのです。そして、一見、そのようなテキストの方が効率よく学習できるのではないかと思いますよね?
しかし、実際にテキストや過去問で学習を進めている最中に必ず出てくるのが「疑問」です。
その疑問に対して、どれだけ真摯に回答をしてくれるテキストか? と、考えると絶対的に網羅性の高いテキストになるのです。
このような密度の高いテキストを使用することこそが学習の近道につながります。
理解の高い単元は自己判断で飛ばせばよいだけのことですしね。
その②サンプル問題の解説が親切
このテキストには得点アップ問題としてサンプル問題がついています。
- 午前問題
- 午後問題
- 午前問題の解答・解説
- 午後問題の解答・解説
このようになっていますが、この解答・解説部分が非常に丁寧なつくりになっています。
応用情報技術者試験の午後問題は記述式となっているため、記述に必要なポイントを解説してくれるテキストでないと意味がないです。
解答例だけで済ませるのではなく、解答例に至るまでのプロセスを明記してくれているテキストであることもおすすめするポイントのひとつです。
午後問題をどこでも学習できるアプリ付き
さいごに
以上3点、述べてきた理由から応用情報試験にチャレンジしようとしている皆さんには、ぜひ「応用情報技術者合格教本」を活用することおすすめします。
そもそも、ITとかの知識がなく、ちょっといきなりこれはハードルが高いな。という方には、このテキストの前に「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」をぱらぱら読んでみてから、「応用情報技術者合格教本」にて学習をすすめることを推奨します。
「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」はIT知識ゼロの初心者にもイメージしやすいようにわかりやすくえがかれているので、こちらもおすすめのテキストです。
皆さん、秋の試験に向けて頑張りましょう!